向こう側を見よ、誰が見える?

8月1日(火)
これまでの実験によると、効率よく読書を行うには、あらかじめ複数の本を用意し、1章読み終えたら異なる本に移行する…という手法をとると、常に新鮮な意識を継続できる。緊張感が保たれているのでしょう。おすすめ。その日は以下の通りに読み回した。
1.エッセイ、2.小説、3.国語辞典の読み方、4.音楽業界、5.科学の倫理、6.科学のQ&A。以上の6冊

1冊ずつ読み進めていく方法が一番ベストだと頭にはありつつも難しい。途切れてしまうことが一番マイナスだと考えているから、しばらくはこのまま。

この日は1日中雨が降っていたため、遠出することもなく、自宅で久しぶりにドラマ「ウォーキングデッド」シリーズを見ました。途中で見るのを止めてしまっていたので、どこまで見たかを確認しつつ再開。他の海外ドラマも同じかもしれないが、ふとわかりやすく金かけてるシーンを放送しますよね(本作の場合は、大量のウォーカーを出現させる)。そこが視聴者を逃さないための撒き餌なのでしょう(アリの行列をイメージしましょう)。

小説でも漫画でもそうですが、ある程度の時間、客を引きつけるためにはこのように撒き餌(と予想される)シーンが観察されます。現代、テレビでもスマホでも、道端でも、いたるところにコマーシャルが散見され、いたるところ絶えず気をそらせ、引き込もうとしている。食べてご覧なさいと。

仕掛人に問われるのは、撒き餌だと気付かれないテクニックです。ターゲットに問われるのは、餌の向こう側を見ようとする意志です。釣り針と違い、即座に釣り上げられる恐れはなく、一口ぐらい食べても…なんて誘惑に負けて、遠くに連れられてきてしまったら遅い。道を戻るのは面倒だからと、拾い食いを続けるかもしれない。当初の目的を忘れ、目の前の餌に食らいつく動物と化しているかも。なんて、あくまで注意喚起。一口でも喰らった時点で、大なり小なり相手のテリトリーに踏み込んでいるのだ、という自覚が必要である。

今回初めて今日見た映画(ドラマ)を文中に組み込んでみました。この方が事象の抽象化しやすいと感じたので、この手法を継続してみようと思います。

もう今年も「夏休み子ども科学電話相談」始まってるんですね。Twitterで検索したら、今日の質問が話題になっていて気付きました。NHKってラジコでタイムフリー視聴できないんですよね。悔しい。子供の質問にフルスイングで応える講師陣。耳を傾けて、言葉を聞き漏らさないようにする子供。「何言ってるかわかんねぇ」と思っている子もいるだろうけど、とてつもなくすごいことを言っているぞ、ということに、聡い子なら気付くでしょう。
「すごさ」の理由に気付くことは後回しでよくて、「すごい」ことに気付くことが大切。確認の作業は後でもできる。得体も知れないが、それには価値があるのだと気付くことが大切である。これが出来るかどうかで、得られる経験値の総量は大きくかわってくると思います。好奇心に似ている。

この番組の魅力は、質問者である子供だけでなく、視聴している大人も子供みたいにはしゃいでしまうことだと思う。丁度、科学に関連する本を読んでいるタイミングでの出来事であった。おしまい。