理解できるならば答えよう

8月4日(金)
「夏休み子ども科学電話相談」を聞きました。最年少が5歳の女の子。半分くらい放送事故でしたが、5歳児で電話をかけるってのはそもそも高難度。それでも番組側は受け入れるところは評価。「○○先生はなんで土を食べるの?」とか「鳥はおばかなの?」あたりの視点が面白かった。鳥関連の質問に応える川上先生の発生の良さ、答える際に「鳥の川上です」からはじめるあたりの丁寧さがラジオパーソナリティ向きだなと思った。
恐竜の質問をする子供の知識量が他の質問と比較して高レベルであるため、回答者側の先生も子供に対して数度の質問を返し、質問者の理解度を計りながら適切な言葉を選択している様子が確認できた。質問者がある程度の知識を有していると確認できた場合、いくつかの説明を省き、勢い良く階段をかけあげるように返答をする先生。キレッキレである。このレベルのテーマの場合、先生は一般視聴者への理解をある程度切り捨て、質問者のレベルに至っている視聴者にのみ有益な情報にしようと切り替えていると予想される。この質疑応答の角度がヒリヒリしますね。コミュニケーションのスキルは低くても、沢山の好奇心と探究心があればカバーできるのです。恐竜テーマを担当した小林先生は本日が最終日とのこと、残念。

同番組はしばらく甲子園のため放送はお休み。次回は24日から。覚えていたらまた聞きたい。一部放送内容は以下のURLで視聴できるので是非ご視聴あれ。
http://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoq/schedule.html
時間がない方は以下の「恐竜」に関する質問だけでもどうぞ
http://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoq/answer/0803_dinosaur.html
http://www.nhk.or.jp/radiosp/kodomoq/answer/0804_dinosaur.html

質問という話題。
第三者と会話をする際に「この人になら話せる」という話題があります。それには複数の意味があり「信頼しているから話せる」というニュアンスと「この人なら理解できるだろう」という能力評価に関するニュアンスが含まれたりします(後者は好き嫌いの要因に影響を受けない)。
つまり、第三者との会話を盛り上げる、または言葉を引き出す場合は、「信頼度」を高めて、「知識量」を増やす努力が効果的であるという結論。後者を蔑ろにし、前者のみを高めても、後者を必要とする言葉を引き出すのは困難である。つまり勉強しなさいということである。がんばろう。

CD/レコードのセールスに重点を置いた音楽産業は、98年以降は徐々に後退し、ライブ事業に移行し着実に成果を上げているというが、受け手側の、音楽という情報をどう楽しむかという手法の部分に大きな変化があったのだろう。
伊集院光の深夜の馬鹿力というラジオ番組を聴いていて、蛭子能収が登場する旅番組へのコメントを覚えている。蛭子さんが収録中にパチンコ屋に行ってしまったり、ご当地の名産品は美味しくないよとか発言したり、従来の旅番組では見られなかった光景が繰り広げられるのが面白いんだとか。つまりは制作側が従来ではあればカットしてしまうであろう部分に価値を見出し、あえて残したことが新しい。内容自体は新しいことはない。どこを見せるかの視点が変化しただけである。わかりやすいところ、AKB48の握手会や選挙も視点を移したと言い換えられる。物事のデザインを大きく変えずとも、暫くはコンテンツは生きられるという事例。しかし、人間はすぐに飽きるので、次のステップを貪欲に私たちは求めるだろう。

本日は上記の旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を見ていたので、映画はなし。