基本的な性質

さつかわ氏がコピー用紙で足し算を行っていて、ふとその答えが間違っていることに気付きました(少ない数値を導き出していた)。それに気付き、喜んでいたのですが、そもそもの答えは最初から変わりありません。増えたわけではなく、正しい値が得られたことを喜ぶべきなのですが、気持ちはわかります。

映画「ハドソン川の奇跡」を見ました。USエアウェイズ1549便不時着水事故における、機長の判断をテーマに制作された作品。乗員・乗客の全員が生還したわけですが、事件の原因究明にあたり、機長の判断が正当性に欠けるとの評価をコンピュータがシュミレーションの結果、導き出したのがドラマの核。
最終的には、機長がシュミレーションは人的要因を考慮されていないことを指摘し、それが認められ、機長の判断は正当性を得たというエンディング。

「足し算」と「ハドソン川の奇跡」。
全く異なる目的で計算を必要としていたわけですが、いずれも当初は算出された値を疑うことなく、物事を進めようとしていた。とても危ういが、それこそ人間の特性を顕著に示しているともいえる。

人間は、基本的にポジティブであると思う。
自らの利益の気配には敏感である、という自覚が大切。