わたしのものはあるか?

明治大学博物館に行ってきました。とあるガイドブックに「アイアンメイデンのレプリカがある!」と書かれていて、目を引いたからです。ラインナップは、日本の伝統工芸品を取り上げる「商品部門」、刑事関係資料を取り扱う「刑事部門」と考古部門の三種類。

拷問具は役目を終えたら、早期に処分されてしまったものが多いようで、現存するものは稀なんだとか。そういえばこれらの拷問具からアイディアを得たであろう刑罰が、様々な漫画や映画にもあったなとか思いながら鑑賞。石抱(いしだき)という拷問は、ギャグ漫画で見かけたことがありますし、鋸挽き(のこぎりびき)は「北斗の拳」で登場してましたね(木箱ではなく地中に埋められてましたが)。ギロチンに関する知識は、漫画「サンソン」で得たりもしました。
日本において、罪人に入れ墨を入れる場合は主に盗人が対象だったようで、地域により柄が違っていたとは知りませんでした。不謹慎ですが、この入れ墨をコンプリートしようとか目論んでいた人もいたのではないでしょうか。盗みを繰り返し、複数の入れ墨を入れられることを想定しているような柄だったからです。コレクション欲をくすぐる。そういう見方においては、このデザインは不適切と評価できるかもしれません。入れ墨を入れる漫画といえば「ヒミズ」です。

部屋の一番奥に「考古部門」の展示がありました。1949年に発掘された日本で最初の旧石器時代の遺跡「群馬県岩宿遺跡」は、実家のすぐ近くです。弟の職場の最寄り駅でもあります。小中学校のとき、遺跡の重要性には全く気付きませんでしたが、今見るとずっしり重い。実家近辺もよく地面を掘り起こされて、近隣の農家が割のいいアルバイトとして発掘作業に参加していたのを覚えています。先日、久しぶりに実家に戻ったこともあり、懐かしい気持ちです。日本史の勉強をやりなおそうかな、なんて。

映画の話。
「借り暮らしのアリエッティ」」と「コクリコ坂から」が結構面白かった。ジブリ及び宮崎駿への期待を、ジブリ作品に期待することがそもそもおかしいのです。純粋に数ある作品の中の一つ、として鑑賞すれば面白い。前日の日記内容の実践です。期待はしない。

森博嗣著の小説「イデアの影」において、主人公は物語の最後、神様に命をお返しする、という表現を用いていた。神様の存在を認めなくても、他の生命を食して生きることだって、借り暮らしかもしれないね。いつか、死んで土に返すのだから。

おやすみなさい。