ゆめをつかむ(物理)

映画「ドリームキャッチャー」を見ました。スティーブンキング原作の映画は、どれも楽しい。テキスト形式ならば、戦闘機もUMAも爆発シーンも、何億ものコストをかけず再現できるわけで。それを現実のようにシュミレートしたら?という子供の夢を再現するような映画化だから、ワクワクするのでしょう。キング原作の映画における質とは、発想とそこからの爆発的な展開力だと思います。収束はなくても構いません。普段は使わない脳の機能が働いたかのような新鮮さを感じます。まるで夢を見ていたようです。

夢では物理的に不可能なことも起きます。夢に立ち現れる事象は、覚醒時にも想像可能で、創作物にも応用可能。年を重ねるに連れ、非現実的な事象を想像する頻度が減ります。再現性を注視し、価値を置いているからと判断します。

不自由な思考力ですね。想像とは、再現性にとらわれない特徴が武器のはずなのに。容易に手に入る範囲にしか、思考が及ばないように成長するとは。退化ではないですか。いや、不必要との判断か。

「本来、もっとあなたは自由である」と気付かせることが、夢が持つ最大の目的のような気がします。知識は可能性を狭めるものではない、これも同様に。