クイズは何を問うているのか?

クイズ番組を見て思うことがある。引っ掛け問題は、品がないと思うのだ。

テレビのクイズ番組は、バラエティだからこそ、イレギュラーかつ不確定な要素を入れて、わざと不安定さを演出していることが受け入れられる。しかし、純粋に回答者の知を問うタイプのクイズ番組ならば、あえて誤解を招くような問題を出題すべきではない。もし、ひっかけを意識した結果に正解となっても、偶然に過ぎない。

「○○の別名は××…ですが…△の別名は何でしょう?」というタイプの問題である(○○が回答との関係性を持たない場合がこれに該当する)。

ということで、ひっかけ問題を目にすると、つまらないことをやってるなと思う。所詮、水増し、暇つぶし。クイズの本質だけでは自信が無いから、余計な装飾を施すのだろう。未熟さをさらけ出しているようなものである。

もう一言付け加えれば、問題の読み上げ中に、早押しで回答する権利が得られるものにも不満がある。読み終える前に、ボタンを押し、回答権を得るものは、前述のひっかけ問題に自ら突っ込んでいるようなものだ。

やはり、クイズは全文を開示し、一定の思考時間を与えてから、落ち着いて回答される形式がベストだと思う。早押し形式も、それはそれでスリリングではあるが、もう別の種類の競技であると捉えたほうが正確だと思うのだ。

早押しとそれ以外では、有用なスキルが異なるのだから。